苧麻(からむし)織の里 奥会津昭和村
からむし織とは?
夏の衣服として 最高の素材とされる 苧麻(ちょま、からむし)を原料とする上布。昭和村は本州における唯一、最後のからむし産地となっています。
「からむし」は、イラクサ科※の多年草で、茎の皮から繊維をとり、糸を績み、織る、これら作業は全て手作業で行われます。
機織機には「地機(じばた)※」と「高機(たかはた)※」があり、上質な「からむし」を織るには、体を機織機の一部として動かしながら織る「地機」でなくてはならないそうです。
昭和村では「機を織るとき人が見ているとうまく織れない」といわれています。体全体を使って織り上げる地機での作業は、他人が見ていると気が乱れ、それが布の乱れにつながるためです。
また一度織り始めたら途中で機から離れることもできません。体が機の一部となっているため、そこで織り目がくずれてしまうからで、それだけ集中力が必要な作業なのです。
もしかしたら「つるの恩返し」の「絶対に見ないで下さい」といった件(くだり)も、こうした古の実生活から生まれたのかもしれませんね。
こうして多くの手数をかけて織られたからむし織は、とても高価ですが、薄く、軽く、夏に羽織れば涼しさを感じる最上の織物です。また、からむし織はとても丈夫で100年もつと言われています。
もしかしたら「つるの恩返し」の「絶対に見ないで下さい」といった件(くだり)も、こうした古の実生活から生まれたのかもしれませんね。
こうして多くの手数をかけて織られたからむし織は、とても高価ですが、薄く、軽く、夏に羽織れば涼しさを感じる最上の織物です。また、からむし織はとても丈夫で100年もつと言われています。

からむし工芸博物館

縄文時代から伝わる「からむし」と人々との関わりを未来に伝える伝承館。

館内では、昭和村、新潟、沖縄、韓国の「からむし」や民具などの展示、「からむし」の歴史を学ぶことができます。(↑「からむし」の出来るまでを表現したジオラマ)
織姫交流館

縄文時代から伝わる「からむし」と人々との関わりを未来に伝える伝承館。
苧麻と表記するが、からむしは織物によく使われる大麻と植物としては種類が別。大麻はクワ科の1年草の植物。
※地機(じばた)古くからより用いられてきた機織機。現在一般的な高機(たかはた)に比べ、構造が簡単な分熟練を要する。足縄、腰を引いたりゆるめたりして体を機の一部として織る。
※高機(たかはた)天保年間に地機から発展、幕末より普及した、より楽な姿勢(腰掛け型)で織ることの出来る織機。綾織ができ、生産効率も高いが、伝統的な織物で独特の風合いを出すには地機を推奨するものが多い。
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